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Hershe.jp 04.06.11
ある一線を越えて初めて見えてくる何か、それを伝えていきたい。 本庄恵子

ヒューマンビークル本庄恵子社長が、クリエイティブな生き方の女性として、ワンランク上を目指す女性マガジン「hershe 6月号」にとりあげられた

●最初に就職した会社が倒産したと聞きましたが?

はい、ちょうど22歳のときですね。その頃、中小の旅行会社がバタバタと倒産した時期がありまして、その一つだったんです。突然のことで、北海道の実家に帰ろうかなぁとかいろいろ考えましたけれど、やっぱりまだ帰りたくない。でも暮らしていくには仕事をしなくちゃいけない。その頃は貯金もそんなにありませんでしたし(笑)、とにかくすぐにでも仕事をみつけなければならない状況で、腰を落ち着けて再就職活動というわけにはいかなくて。それで派遣会社さんにお世話になることにしたんです。以前の会社でそれなりに仕事のキャリアも積んでおりましたので旅行会社専門の派遣会社に登録しました。

●そこで紹介された会社が(株)キャブステーション。旅行代理店とタクシー会社を結ぶサービスを提供する会社で、現在、本庄さんが代表取締役を勤める(株)ヒューマンビークルの親会社でもある。

振り返ると本当にラッキーだったと思います。やる気があればどんどん仕事をまかせてもらえる、わたしにとってはとても居心地の良い会社でしたから。もちろん最初はアシスタント業務でしたが、そのうちに社員の方と同じような仕事をさせて頂けるようになりまして。

●ところが次第に派遣社員としての限界を感じ始める。

やはりやるからには負けたくない、一番になりたいという気持ちがあるじゃないですか?(笑)。それに、この人には負けたくないっていう同僚もいましたし。あ、男性のライバルもいたかもしれない(笑)。とにかく社員の方と対等に発言をして競いあうためには同じステージに立つしかないでしょう? それで正社員になりたいと。まあ幸いキャブステーションの人事担当の方からは、いつでも正社員として迎えるというお話は頂いていたので、あとはわたし次第かなと思いまして派遣会社との交渉を始めました。

●当然のように派遣会社からは拒まれた。しかし一度くらいの拒否であきらめるような本庄さんではない。

すでに派遣社員として2年半働いていましたから、それを交渉の武器にして(笑)。2年半も会社に貢献したのだから、なんとか認めてくださいとお願いしたんです。そう、一ヶ月くらいかかったかしら。最初はとんでもないという反応だったのが、何回もお願いしているうちにとうとう“仕方がない。特例として認めましょう”ということに。

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